こんにちは!

第108回薬剤師国家試験に290点台で合格!

現役薬剤師のなべです!

突然ですが、今あなたはこんなお悩みありませんか?

1つでも当てはまった方は必見!!

今回は、模擬試験を受けるメリット・効果的な活用方法をお伝えします。

という訳でこの記事では、

模擬試験は受けたほうがいいの?

勉強にどうやって活かすの?

とお悩みの皆さんが、

模擬試験のメリット・活用の方法が分かり

内容となっています。

そんな状態が続くと、

せっかく大事な時期の2日間を使って模擬試験を受けているのに、

なにも効果を感じられない……

そうならないためにも、

模擬試験を上手く活用して準備していきましょう。

模擬試験は、

国家試験当日をイメージしながら試験を受けられる

大切な機会です。

薬剤師国家試験で不合格となっていしまった友人は、

「模試なんて難しくてどうせ解けないから、受けなくていいや~」

といって、サボっていました。

しかし、国試浪人し合格した今となっては、

現役の時からちゃんと受ければよかったと言っています。

友人を反面教師に、

模擬試験を無駄にせずうまく活用していきましょう!

模擬試験を受けるメリットの1つ目は、

始めてみる問題で実力を測れることです。

過去問を繰り返し解いていると、

ということ、ありませんか?

模擬試験で初見の問題に触れると

本当に自分の知識で解けていた範囲と

自分の理解不足の範囲が分かります。

「過去問では何となく解けていたけど、模擬試験の初見では解けなかった」

という範囲を模擬試験のたびに潰していけば、

私も当時、

過去問は解けるようになってきたけど

新しい問題だったら解けないかも…..

と不安になることがありました。

そんな時に模擬試験を受けて

初見の問題が解けると、

勉強したところが定着していると感じて安心したり、

一方で、解けなかった問題は

十分理解できていなかったと認識し

模擬試験の後に勉強するようにしていました。

模擬試験で

自分の勉強不足の範囲を特定することで

おすすめの復習方法

優先順位は 国家試験の過去問>模擬試験 と考えて復習していました。

模擬試験は国家試験よりも難しいことも多く

すべての問題を完璧に復習する必要はないです。

多くの模擬試験には正答率が記載されているので、

正答率50%以上の問題で自分が間違えた問題

を優先して勉強しましょう。

私の場合、

正答率50%以上で間違えた問題:選択肢を含めて理解できるように復習

正答率30~50%:正答が分かるようにする

正答率30%以下:基本的に無視

という感じで復習していました。

正答率以外にも

特定の範囲で複数問間違えている場合は

その範囲を参考書で見直したり

苦手を潰すということを意識していました。

模擬試験を受けるメリットとして、

国家試験当日の時間間隔を体験できること

が挙げられます。

薬剤師国家試験って、

普通の定期試験では考えられないくらい長いです。。。

国家試験当日のスケジュールを見てみましょう。

【薬剤師国家試験 試験日程】

時間問題区分及び科目
1日目9:30~11:00必須問題
12:30~15:00理論問題(物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理)
15:50~17:45理論問題(薬理、薬剤、病態・薬物治療)
2日目9:30~11:35実践問題(物理・化学・生物、衛生)【実務】
13:00~14:40実践問題(薬理、薬剤)【実務】
15:30~18:00実践問題(病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務)【実務】

1度経験してみると分かりますが、

模擬試験を全く受けず、

国家試験本番でいきなり1日中、

しかも2日間も集中して試験を受けるのは

多くの受験生にとって難しいです。

私も模擬試験を初めて受けたときは

1日の最後の科目を受けるころには

疲れてしまい眠くなってしまいました……

模擬試験終了後に回答を見ると

なんでこんな問題が解けなかったんだろう?

と思うようなものもあり

模擬試験がある時は

「本番はこんな感じで試験を進めていくんだ」と

イメージしながら受けてみましょう。

自分なりのペースをみつける 

限られた試験時間の中で

問題をどう解き進めていくか

模擬試験のうちからペース配分を考えていきましょう。

「過去問を解く時は時間を測って解くと良い」とよく言われますよね。

時間を測ることで、試験本番を意識し

本番に近い状況で演習するためです。

しかし、

時間を測って過去問を解いてみても

一通り解き終わると

「本番じゃないし見直しはいいか~」

なんてことありませんか?

私はよくありました……(笑)

私を含めて、そんな方には

模擬試験を「少しでも良い成績を取りたい!」という意識を持ち

本番に近い緊張感で受けるようにしてみて下さい。

実際の試験同様の緊張感で取り組むことで、

本番に近い状態での集中力やペース配分の練習になります。

私は模擬試験を受けていくうちに、

理論問題は5分考えてわからなかったら飛ばす

というマイルールを決めていましたし、

友人の中には

試験問題を前から解くのではなく

物理や化学、薬剤など時間がかかりそうな問題を後回しにする

など解く順番を決めている人もいました。

何度か模擬試験を受けていくうちに

1回解くのにだいたいこのくらい時間がかかって

残りの〇〇分で見直しだな

という感覚もできてくるので

是非、たかが模擬試験と思わず

緊張感をもって取り組んでみてください!

マークシートに慣れる

薬剤師国家試験の解答はすべてマークシート形式です。

多くの人が1度は経験しているかと思いますが、

となると非常にもったいないです。

模擬試験を受けることで、マークシートの解答形式に慣れておきましょう。

私は6年生の9月に初めて模試を受けた際、

途中から解答のマークが1つずれてしまったことがありました。

気づいたときには既に30問以上解いており

焦りながら、どこからずれているのか必死で確認したのを覚えています。

それ以降、マークのたびに問題番号を確認する癖が付き

解答がずれて焦ることはなくなりました。

もし一度も模擬試験を受けず、国家試験当日を迎えていたら

そんなことにならないように

模擬試験の機会にマークシートでの解答に慣れておきましょう。

いかがでしたでしょうか?

今回は、

模擬試験のメリット・活用方法について

下記3点でお伝えしました。

  1. 新しい問題に出会える
  2. 国家試験当日のタイムスケジュールを感じられる
  3. 凡ミスの防止につながる

ですが、私は模擬試験を通じて

せっかく模擬試験を受けるなら

上手く活用して成績アップにつなげていきましょう!

まずは、

次回の模擬試験の時、

見直しに入る前に時計を見てみましょう

自分がどれくらいの時間をかけて問題を解いているのか

見直す機会になります。