こんにちは!
第108回薬剤師国家試験に290点台で合格!
現役薬剤師のなべです!
突然ですが、
5年生のみなさん、このようなお悩みをお持ちではありませんか?
✔定期テストはいつも再試、CBTもギリギリでなんとか通過
このままでは国家試験には間に合わないと焦っている
✔6年生から勉強すれば大丈夫!って聞くけど、
5年生のうちから何か対策したい

そんな方は必見!
この記事では、薬学部5年生から始める国家試験対策というテーマで書いていきます。
今回は
✔︎ 早めに勉強しなきゃと焦るけど、何をやっていいかわからない
✔︎国家試験に合格できるか不安
✔︎試験はいつも合格点ギリギリで、全く知識が身についていない
といったお悩みをお持ちの皆さんが
「国家試験に向けて、今のうちからやっておくべきこと」をおさえ、
✔︎国家試験に間に合わないかもという不安がなくなる
✔︎6年生に向けて基礎固めができる
✔︎実務実習との両立して勉強できる
内容となっています。

周りに言われたとおり6年生から勉強をスタートしたら
基礎的な知識も身についておらず
全く問題が解けない……
必須に勉強したけど
結局、間に合わず不合格になってしまった……
となると
なんで5年生のうちから勉強しなかったんだろう……
と自分を責めることになるかもしれません。

そうならないためにも、
今のうちにやっておくべきポイントをおさえ、
5年生の期間を有意義に過ごしましょう!
私は5年生の期間、
実習の課題くらいで
勉強という勉強はほとんどしていませんでした。
その結果、6年生になり、
すでに勉強を始めている友達と知識の差を感じて、
とても焦ったのを覚えています。
そんな私が、
5年生のうちにこれをやっておけば良かったと感じた
3つのことをお伝えしていきます。
これを実践していた友人は、
6年生になっても焦ることなく自分のペースで勉強し
模擬試験でいつもA評価をとっていました。
6年生までろくに勉強せず
後から焦ることになった私を反面教師にして、
皆さんは今日から実践してみてください。
現役合格したければ、5年生のうちに”準備”しよう!
まず、大前提としてお伝えしたいのが、
5年生はあくまで準備期間で
本格的に勉強するのは6年生になってからにしましょう!
定期試験前に2ヶ月前から勉強を始めても
まだ余裕があると思ってダラダラしてしまい
結局、短期間で焦って詰め込んだ方が成績が良かった……
なんて経験ありませんか?
大学受験の時も
高校3年で部活を引退してから始めた人が、
あっという間に成績を上げ
高校2年生から勉強していた人を追い越した
といった話はよくあります。
国家試験勉強に時間をかければかけるだけ良い
ということではありません。
5年生は
「6年生で効率よく知識を詰め込み、合格できるようにするための準備期間」
としてとらえましょう。
5年生のうちにやるべき”準備”とは?
では、具体的に5年生のうちにやっておくべきことを見ていきます。
1.苦手範囲を復習する

CBTでは諦めて捨ててしまった……
苦手意識があり再試でぎりぎり通してきた……
という科目があれば、今のうちに復習しましょう。
薬剤師国家試験の必須問題には、
科目ごとに一定以上の点数を取れないと、合計点がよくても不合格
という足切り制度があります。
そのため、得意な科目で点数を取れても、
極端に苦手な科目があると
国家試験合格は厳しくなります。
特定の科目に偏ることなく、
どの科目も最低限は解ける状態にすること
が非常に重要です。
とはいえ、
6年生になったら過去問をガンガン進めたり
頻出範囲を優先して勉強することになり
苦手範囲を基礎から勉強し直す時間はありません。
時間のある今のうちに
CBTレベルの問題は確実に解ける
状態にしておきましょう。
2.実務実習で実務問題を味方に!

薬局実習、病院実習の期間は
とにかく実習で学んだことを吸収すること
に集中しましょう。
実務実習は、実務科目の理解を深める絶好のチャンスです!
実務問題は薬剤師国家試験において最も点数配分が高く、
なんと約25%を占めています!
つまり、実務で高得点を取れるようになれば、
国家試験合格にかなり近づけます。
私は実習期間、下記3項目を意識して過ごしていました。
- 実習で出てきた薬・病態は調べてまとめる
- 疑問点は指導薬剤師に質問
- 課題には積極的に取り組む
私の薬局実習での指導薬剤師さんは
毎日のようにできたら調べてきて!と
課題を出す先生でした。
薬局実習で疲れて帰った後に課題に取り組むのは
正直かなり大変で、
全く課題がでていない友人を羨ましく思うこともありました。
しかし、実習終了後は
自分でも薬理・病態の理解がぐっと向上したと感じ
積極的に課題に組んでよかったと思いました。
特に、実習期間で繰り返し質問しながら勉強した
抗血小板薬と抗凝固薬の使い分けは、
国試勉強における得点源になりました。
3.勉強の習慣をつける

国家試験勉強を始めるのは6年生から!とお伝えしましたが、
全く勉強習慣がなく
いきなり6年生になってから毎日勉強するというのは
なかなか大変です。
実際、
5年生の8月に実務実習を終えてから
6年生の4月末の就活終わりまで全く勉強していなかった私は
いざ勉強しようと思っても
なかなか勉強モードになれず
ダラダラ過ごしてしまいました……
特に実習期間がⅠ期、Ⅱ期と早々に終わってしまう方は、
1日1時間でも勉強する習慣をつけておくと
すんなり国家試験勉強に入っていけると思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は薬学部5年生から始める国家試験対策というテーマで
以下2つのポイントでお伝えしました。
- 現役合格したければ、5年生のうちに”準備”しよう!
- 5年生のうちにやるべき”準備”とは?
6年生になって全然分からない……
もう間に合わない……
ということにならないか心配ですよね。
ですが、
多くの受験生が6年生から勉強を始める中
今から勉強しようとしている皆さんは優秀!
いまから勉強すれば、問題なく間に合います。
今回ご紹介した方法を参考に、
少しずつ国家試験勉強の準備を始めていきましょう!
まずは1日30分、苦手科目を復習してみてください。