こんにちは!
第108回薬剤師国家試験に290点台で合格!
現役薬剤師のなべです!
突然ですが、
あなたは今このようなお悩みをお持ちではありませんか?
✔薬剤師国家試験の足切り基準を知りたい
✔苦手科目の勉強が進まず、足切りで引っかからないか心配
✔足切りは絶対に回避したいけど、対策方法が分からない

1つでも当てはまる方は必見!
この記事では、
薬剤師国家試験の足切り回避のための対策方法
をお伝えします。
今回は
「薬剤師国家試験の足切りが不安……」
「足切りに引っかかりたくないけど、どう勉強していいか分からない……」
こんなお悩みをお持ちの方が
足切りに引っかからないためのポイントをおさえ、
✔足切りへの漠然とした不安がなくなる
✔効率的に必須問題の足切り対策ができる
✔足切りの心配なく、国家試験当日を迎えられる
内容となっています。

総合点では合格できる点数だったのに、
必須問題の足切りのせいで不合格
となるとあまりに悲しすぎますよね。
難し理論問題や実践問題は解けていたのに、
必須問題の点数が1点及ばず不合格
周りの友達が薬剤師として働き始める中
もう1年勉強漬けの日々になってしまいます。

そうならないためにも、
足切り回避する対策方法をおさえて
効率的に対策していきまましょう。
多くの受験生にとって
足切りがプレッシャーになることは間違いないですが
しっかり対策して臨めば十分回避できます。
当時、私も「もし足切りで落ちたらどうしよう」と
漠然とした不安を抱え
何か対策しなければと焦ったことがありました。
しかし、この記事で紹介している方法で勉強したところ、
3回の模擬試験と2回の校内模試で
1度も足切りに引っかからず
国家試験本番も無事合格することができました。
足切り対策をしたいけどやり方が分からないという方は、
ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください!
足切りの基準は?

薬剤師国家試験の必須問題には、
科目ごとに一定以上の点数を取れないと、合計点がよくても不合格
という足切り制度があります。
厚生労働省のページで、
「必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上」
と記載されています。
つまり、必須問題は90問出題されるため、
合計63問以上正解かつ各科目30%以上の点数が必要になります!
科目別に見ると、以下の通りです。
・物理・化学・生物:3科目合わせて5点以上
・衛生:3点以上
・薬理:5点以上
・薬剤:5点以上
・病態・薬物治療:5点以上
・法規・制度・倫理:3点以上
・実務:3点以上
なかなか厳しい設定に見えますが、
足切りにより不合格になる人は、受験生全体の5~7%ほどと言われています。
つまり、90%以上の多数派に入れば回避できます。
ポイントを押さえて正しく勉強すれば、過度に恐れなくても大丈夫です!
薬剤師国家試験の効率的な足切り対策
足切り対策のポイントは
最低限の知識を満遍なく身につける
こと!
得意分野を極めるだけではダメ!
ということを念頭に置いて、
具体的な方法を見ていきます。
足切り対策は何をする?
1.苦手な科目を捨てない

合格には
「必須問題の全問題への配点の70%以上で、かつ、各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上」
正解する必要があります。
つまり、
得意な科目で満点をとり70%以上正解しても、
苦手な科目が全く解けなければ、不合格です。

友人Aさん
私は苦手な物化生、薬剤を後回して勉強したところ、
必須問題の物化生の点数が足りず、
足切りで不合格になってしまいました……
苦手な科目も最低限、
参考書の赤字になるようなものや、
正答率70%以上の問題
は解けるように勉強しましょう。
私は過去問を解く際、
正答率に応じて復習の度合いを変えていました。
比較的な得意な科目は
- 正答率30%以上の問題:選択肢すべてを説明できるように勉強
- 正答率30%未満の問題:正答が分かるようにする
一方で苦手な物化は
- 正答率50%以上の問題:選択肢すべてを説明できるように勉強
- 正答率50%未満:正答が分かるようにする
- 正答率30%未満:ざっと解説をみて分からなければ飛ばす
といったように自分なりのルールを決めていました。
苦手科目に過度に時間をかけることなく
でも、最低限の知識は身につけられたので、
おすすめです!
過去問を解きまくる

必須問題に関わらず、国試全体に言えることですが、
毎年出題される頻出範囲と
数年に1度しか出題されない範囲があります。
過去問を解いて傾向を知り、
頻出範囲を重点的に勉強しましょう。
国試の過去問は5年分やれ!とよく言われますが、
必須問題については7年分〜10年分解いても損はないと思います。
私は理論問題・実践問題は5年分、
必須問題は7年分解きました。
友人の中には必須問題は10年分解いたという人もいました。
7~10年分なんて大変すぎる…と思うかもしれませんが、
過去問を解いていくと類似の問題も多く
意外と時間はかかりません。
時間がかかるのは最初の1,2年分だけで、
どんどん早く解けるようになっていきます。
必須問題は簡単でとっつきやすいものが多いので、
ちょっとした隙間時間に数問ずつ進めるのもおすすめです。
私はIpadに問題をダウンロードしておき、
電車移動中やバイト前の隙間時間に解くようにしていました!
過去問に出た問題は多くの受験生が対策してきます。
足切りを回避できる90%以上の多数派に入るためには
みんなができるところは絶対に落とさないように!
勉強しましょう。

いかがでしたでしょうか?
今回は、薬剤師国家試験の足切り回避のための対策方法について
下記2点でお伝えしました。
- 足切りの基準は?
- 薬剤師国家試験の効率的な足切り対策
先輩や周りから足切りの話を聞いて不安になったり、
過去問を解いたら思うように点数が取れず焦ったり……
対策したいとは思っても
何から手を付けたらいいか迷いますよね……
でも、
私もこのような方法で必須問題対策をして
無事合格することができました。
ご紹介したポイントを参考に
少しずつ勉強を始めてみてくださいね。
迷ったらまずは過去問の必須問題を解いてみましょう!
意外といけそう!と思えるはずです。